Gasteria pillansii

名前の由来は花が咲いた時の形が胃（gaster）に似ているところから。

南アフリカ原産のガステリア属の多肉植物で、長くて肉厚の葉が特徴です。

葉は緑色から灰緑色で表面に白い斑点が散りばめられ、ざらざらとした質感があります。ロゼット状に広がる葉は成長すると葉の先端が丸みを帯びます。

育て方

明るい間接光を好みますが、直射日光は避けた方が良いです。

特に強い日差しは葉焼けを引き起こすことがありますので、明るい日陰やレースカーテン越しの光が理想です。

水やりは水苔が完全に乾いた後にたっぷりと行います。

多肉植物のため乾燥に強く過湿には弱いので注意し、冬場は断水気味に管理して下さい。

気を付けること

過湿や水の与え過ぎは根腐れの原因になるため、水やりは控えめにし、水苔の乾燥具合を確認してから与えることが重要です。

寒さには弱いため、冬場は室温を5℃以上に保ち、霜に当たらないようにします。

葉の先端が枯れてきた場合は、乾燥や水不足の可能性があるので環境を見直してください。

育てやすさ　★★★★☆（4/5）

比較的育てやすく、初心者にもおすすめの多肉植物です。乾燥に強く、水やりと日光管理に注意すれば健康に育ちます。