Nepenthes alata

ネペンテス・アラータ

ウツボカズラ科の食虫植物で、独特な形状の捕虫袋（ピッチャー）が特徴。

捕虫袋は筒状で、袋の内側には滑りやすい表面と消化液があり、昆虫を捕らえて栄養を吸収します。

葉の先端に捕虫袋を形成し、緑色から赤みがかった色合いを持っていることから観賞価値が高いと言われています。

成長すると、捕虫袋は長さ30cm以上になることもあり、そのユニークな形状と生態から、インテリアや植物愛好家の間で非常に人気があります。

育て方

明るい間接光を好むため、レースカーテン越しの光が差し込む場所や、日陰で明るい環境が最適。

直射日光は葉焼けの原因になるため避け、特に夏場は遮光が必要です。

高湿度を好みますので葉水頻度は高い方が良いでしょう。

水やりは、水苔が乾かないように常に湿り気を保ち、鉢底から水が流れるようにたっぷりと与えます。

注意点

乾燥した環境に弱く、湿度が不足すると捕虫袋の形成が不十分になることがあるため、葉水で湿度を維持します。

冬場は室温を15℃以上に保ち、10℃以下にならないように注意しましょう。

直射日光や強風、エアコンの風が直接当たると、葉や捕虫袋が乾燥しやすくなるので避けるのがおすすめ。

育てやすさ　★★★☆☆（3/5）

育てやすいですが、高湿度の維持や温度管理が必要なため、栽培環境を整えることが大切です。

なお、食虫植物の中では初心者向け。

サイズ（平置き時）

縦 約40cm

幅 約21cm

高さ約21㎝

9/30撮影

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